ノースフェイスの抱っこ紐はかなりかっこいいので、購入した人から満足したという声が上がる一方で、デメリットを伝える声も多数あります。
商品の金額も高価なので、なかなか購入に踏み切れない方もいるかと思います。
そこで、ここでは購入後に後悔することがないように、ノースフェイスの抱っこ紐のデメリット、そしてその対処法について詳しく解説します。
購入を迷っている方は、ぜひ参考にして下さい。
新生児や0歳児には使用できない?
ノースフェイスの抱っこ紐は、赤ちゃんが首すわりしてからの使用が推奨されています。
具体的にはだいたい生後4ヶ月からです。
新生児期から使えないのは残念ですが、それだけ安全性に対して真剣に向き合っていることの裏返しなのかな、と思います。
対面抱っこができる期間が短い?
赤ちゃんの対面抱きに関しては、(4ヵ月)から13kg(24カ月、約2才)までとされています。
ただ、その代わり、おんぶに関しては、生後4ヶ月からと、他の抱っこ紐に比べて早めにおんぶに対応しています。
対面抱っこに関しては、期間が短いとデメリットに感じる方もいるかも知れませんが、これはそれぞれの製品の一長一短かなと思います。
前向き抱っこができない?
ノースフェイスの抱っこ紐は、前向き抱っこには対応していません。前向き抱っこをしたいと考えている人は、諦めるか他社の抱っこ紐を検討するしかありません。
しかし、そもそも、前向き抱っこは、赤ちゃんにもお母さんにもデメリットが大きいという意見もあります。
前向き抱っこは赤ちゃんにとって不自然な体勢になり、性器や背骨に不自然な力がかかったり、首を預けるることができないため、赤ちゃんにとってあまり快適ではないとも言われています。
よって、そもそも前向き抱っこはしない、というお母さんたちも多いのが実情です。
ウエストベルトが細いので痛いのでは?
他の抱っこ紐と比べて、ウェストベルトが細めです。
他の抱っこ紐の場合だと、ウエストベルトの幅が20cmくらいあったりするので、ノースフェイスの抱っこ紐のベルトを見た時、不安になる人もいるでしょう。
しかし、実際に使って見た人からのクレームは不思議とあまり聞きません。
理由として考えられるのは、ノースフェイスの抱っこ紐は、非常に密着させるように設計されているので、抱っこした赤ちゃんの体重が、ウェストだけに集中するということがなく、意外とウエストベルトが細いことで、痛みを感じるということはありません。
ポリエステルなのでかぶれやすい子は注意
ノースフェイスの抱っこ紐の素材はポリエステルです。決して肌触りが悪いということはありませんが、子供によっては、かぶれてしまう子もいるかもしれませんので、注意して下さい。
ただ、ポリエステルと言えども、メッシュになっているので、夏場でも蒸れにくくなっています。
非常に密着性が高さと、赤ちゃんの快適さを見事に両立させています。
また、ポリエステルなので、綿素材に比べて、汚れや臭いもつきにくくなっています。
肩パットが薄くて長時間の抱っこだと負担がある?
ノースフェイスの抱っこ紐の肩パッドは薄めなので、長時間使用していると、肩に負担を感じることが多いという方もいます。
ノースフェイスの抱っこ紐は、常時つけっぱなしにするのではなく、お出かけの時、アウトドアに行くときなどに携帯して、出先で使うというような使用方法が想定されています。
そのため、折りたたんだ際にコンパクトになるように、必要以上に肩パッドのクッションなどを大きくしていないのでしょう。
ただ、肩パッドは薄いけれども、幅は広いので、重さが全体にうまく分散しますし、また、付属されているアジャスターベルトが、非常に締めやすい場所に取り付けられていて、ちゃんと調整することで、重さによる痛みは感じないようになっています。
コンパクトさと、抱っこしたときの快適さをギリギリのレベルで両立させている、そんな印象です。
価格が高い
ノースフェイスの抱っこ紐は定価が24500円です。ただ、実際購入する場合の実勢価格は18000前後となっています。
たしかに、西松屋などで販売されている他の商品と比べると、「高い」と思うかも知れません。しかし、ノースフェイスといえば、一流のアウトドアブランドです。
単に、金額が高いだけのまやかしの商品ではなく、使いやすさ、使い心地、そして安全性などは、間違いなくこの金額にふさわしい出来になっています。
赤ちゃんを守ってくれる抱っこ紐ですから、その品質のたかさは 何にも代えがたいものでしょう。
また、目立つ場所に、誇らしげに「ノースフェイス」のロゴが入っていますので、誰が見ても「ノースフェイスの抱っこ紐だ!」と気づいてくれて、ちょっと誇らしい気持にもなります。
入手が困難になることも
この抱っこ紐ですが、一時期、売り切れが続出し、入手が困難になりました。今はだいぶ在庫も落ち着いてきているようで、どこもかしこも在庫切れ、という状態は解消されているようです。
しかし、何かのきっかけで、また在庫不足に陥ることもあるかも知れません。
ノースフェイス抱っこ紐のまとめ
どうでしょうか。一般的に言われているデメリットを全て列挙しました。
ここまでデメリットを並べ立てると、ひどい商品だ、と錯覚を起こしてしまうかも知れません。
しかし、では、これらのデメリットを全て解消してくれるような抱っこ紐はあるかと問われると、そうした抱っこ紐はありません。
全ての抱っこ紐は、メリットもあればデメリットもあります。
そうした中で、ノースフェイスの抱っこ紐は、かなり優秀な抱っこ紐の部類にはいるのではと思います。
ノースフェイスの抱っこ紐を検討する際の参考にしていただければ幸いです。