Gショック並行輸入品のデメリット
Gショック並行輸入品には以下のようなデメリットがあります:
保証が受けられない可能性がある
初期不良や故障の際、修理や交換を受けられない可能性があります。
Gショックは、通常1年間のメーカー保証があります。初期不良はもちろん、一年以内に自然故障した場合は、無償で新品への交換や修理を受けることができます。
しかし、並行輸入品は日本国内の正規販売ルートを通っていないため、1年間のメーカー保証が適用されない場合があります。
しかしながら、カシオのGショックは、頑丈であることをウリにしている腕時計ですし、また製品レベルが高いため、初期不良はもちろん、自然故障が起こることはほとんどない、と言っても過言ではありません。
対策 >ほとんど心配の必要は無し。もし不良品にあたったら運が悪いと諦める。
偽物の可能性がある
並行輸入品には、本物と見分けがつきにくい偽物が混ざっている可能性があります。
日本国内で偽物が販売されていることは、ほとんどありません。しかし海外、特に東南アジアなどでは意外と偽物がたくさん流通しています。
下記時計の場合、本物をよく知っている人であれば、まず騙されることはないでしょう。
しかし、インターネットを通じた通信販売の場合、実物を実際に見て確かめることができないため、購入前に偽物か本物かを確認することができません。
偽物の場合、品質や耐久性に問題があり、期待通りの性能が得られないため、頑丈さを売りにしているGショックとしての意味がありません。
対策 >商品や、販売者の口コミなどを見て、偽物を売っている可能性があるかどうかを判断する。また、返品に対応してくれるECサイトを利用する。注文後、手元に来たものが偽物だとわかったら、返品する。
日本語取扱説明書が付属しない
並行輸入品には日本語の取扱説明書が付属していない場合があります。
ただ、説明書がなくても、カシオのホームページから説明書をダウンロードしたり、オンラインで日本語の説明書を閲覧できるので、操作がわからない、という心配はありません。
また、親切な販売者だと、日本語の説明書をコピーしたものを同封してくれることがあります。
対策> カシオのホームページで日本語説明書を見る。
日本製の製品と化粧箱が違う場合がある
時計の機能には、全く関係ありませんが、時計が入っている化粧箱、ケースが日本製の場合と違う場合があります。
もちろん、時計本体の品質、性能には一切影響はしません。
しかし、オークションなどで、マニアックな落札者に偽物など疑われたり、トラブルになる場合もあります。
対策> オークションなどで売るときは、並行輸入品であることをかならず伝える。
買い取りやオークションなどで安く査定されることがある
国内正規品と比べて、並行輸入品は、買い取り査定やオークションなどで安く査定されることがあります。
もちろん、自分で使う分には、まったく関係のないことです。
対策> これは諦めるしかありません。
並行輸入品のメリット
価格が安い
- 並行輸入品は国内の正規販売ルートを経ないため、価格が安く抑えられます。
- 同じ製品を正規品より割安で購入できるメリットがあります。
日本国内モデルにはない海外限定モデルが買える
Gショックには、海外限定モデルが有ることがあります。そうしたものは、日本では購入できないので、インターネットを通じて、並行輸入品などを購入するしかありません。
まとめ
以上のように、Gショック並行輸入品にはいくつかのデメリットがあります。価格が安い分、保証やアフターサポート、品質面での不安があるため、慎重に検討する必要があります。正規品を購入するか、信頼できる販売店から並行輸入品を購入することをおすすめします。