最強コンデジ「PowerShot G1 X Mark II」がマニア好みな理由を徹底解説

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インターネットの情報で余計混乱

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デジカメは最近、毎月のように、新しい製品が発表され、発売されます。
その性能も、どんどん上がってきているだけでなく、
各社が、特色をもたせた個性的なモデルを発表してきます。

そんな中、選択肢が増えることは嬉しい事ではありますが、
逆にそれが、選択を迷わせる原因にもなっています。

そこでインターネットなどで調べるけど、
どれも「いい」と言うんで、結局ドレがいいのかわからない。。。

そんなあなたのために、あまり話題にはなっていないものの
マニアから圧倒的に支持を集めている
PowerShot G1 X Mark II について、
どうしていいのかをわかりやすく解説します。

あなたがPowerShot G1 X Mark IIを選ばないとしても、
では、どのようなコンデジを選べばいいのか?
の参考になると思います。

コンデジだからこそ写りのいいものを

最近は、スマートフォンでさえも、スペック上の数字でコンデジを上回るような
カメラがついてるものが次々と出てきています。

しかも、スマホの場合、アプリケーションなどによって
撮った後にその写真をその場でいろいろと加工できたり、
ネットやSNSにアップロードできたりするため、
その利便性はますます高まっています。

そのような状況で、コンデジを使う意味はなんでしょう?

それは、スマホよりもコンデジの方が、圧倒的に
きれいな画像を得ることができる点です。

あえてあなたがスマホを持ちながら、
コンデジも買うのであれば、いかにきれいに写すことができるか、
その機能に注目すべきなのです。

●センサーサイズについて

写りを左右するのは、センサーサイズとレンズです。
乱暴に言うと、センサーサイズもレンズも大きければ
大きいほど、写りが良くなると考えてもらってOKです。

その中でもセンサーサイズは、特に重要で、
センサーサイズが大きいほど、ノイズが少ない画像になります。

PowerShot G1 X Mark IIのセンサーサイズは、
1.5インチという、少し特殊なサイズですが、
これは具体的には、APS-Cより少し小さいものの、
フォーサーズよりも大きいサイズです。

デジタル一眼カメラ > 35mmかAPS-Cが主流
ミラーレスカメラ > APS-Cかフォーサーズが主流

よって、PowerShot G1 X Mark IIは、ミラーレスを凌駕し、
デジタル一眼カメラに迫るセンサーサイズといえるのです。

センサーサイズが大きければいいというのはわかったけど、
じゃあ、なんで、他のメーカーも積極的に
センサーサイズを大きくしないの?
とお思いになるかもしれません。

●写真の幅を広げるレンズの役目

今、ほとんどのカメラがズームを搭載していますし、
デジタル一眼カメラも、ズームレンズが主流です。
それは、カメラひとつで、近いところも遠いところも
撮れるようになり、便利だからです。

このレンズも、センサーサイズが大きくなれば
当然大きくなりますし、それだけではありません。

ズーム倍率が大きくなれば、レンズが大きくなる
F値(明るさ)が明るくなれば、レンズが大きくなる

しかし、コンデジは、極力小さなものでなければ
なりません。

今までのコンデジは、スペックをよく見せるために、
ズーム倍率が高いものがたくさんありました。

たしかにそうすれば、遠くまでズームできるのですが、
しかし、多くのユーザーは気づいたのです。

いくら遠くまでズームできても、レンズが暗いと
写せないということを。。。

そこで最近は、F値が低い明るいレンズが
たくさん出てくるようになりました。

PowerShot G1 X Mark IIの場合、
ズームレンズでありながら、
ワイドではF2の明るさを実現しています。

現状、一眼レフカメラのレンズでさえも、
F2でありながらズームのレンズはありません。

また、このF2でありながら、センサーサイズが大きいために
今までのコンデジでは難しかった、「背景をぼかす」
表現を、簡単に実現できるようになったのです。

つまり、レンズに関して言えば、
PowerShot G1 X Mark IIは一眼レフカメラ以上に
すごい機能を有しているといえます。

●画素数が15000というのは?

いまや、スマホでも20000画素なんてのも出てきているのに
15000画素のPowerShot G1 X Mark IIはどうなの?
とお思いになるかもしれません。

画素も大きければ大きいほど、便利は便利ですが、
15000画素であれば、A4にプリントアウトするには
十分な画素数です。

大げさに言えば、スクーターにトラックのエンジンを載せれば
たしかに、スペックはすごくなるかもしれませんけど、
スクーターとしては逆に不便になるでしょ。。。

ということになります。

●PowerShot G1 X Mark IIってコンデジとしては大きすぎない?

大きさに関して言えば、市場の傾向からいうと、
コンデジの中では、ちょっと大きい部類に入るでしょう。

しかし、このPowerShot G1 X Mark IIが有する機能は、
デジタル一眼カメラやミラーレスに匹敵、あるいはそれ以上です。

デジタル一眼カメラやミラーレスと比べると、
圧倒的に小さいのです。

この大きさで、よく、ここまでの機能を実現したな、というのが
正直な私の感想です。

●操作系や携帯性に関して

これは、私の感想では、カメラのことに詳しい人でないと、
せっかくの機能を使いこなすのが難しそう、と思います。

また、携帯性に関しても、ボタンやダイヤルの出っ張りが
大きいので、持ち運びに際して、収まりが悪いし、
気を使うなぁ、というのが、正直な感想です。

高機能コンデジの場合、レンズバリアーが別付けになって
いたりするのが多い中、PowerShot G1 X Mark IIは
ビルトインなので、これは地味に便利ではあります。

●ミラーレスカメラよりも断然オススメ

ミラーレスカメラを選ぶ人は、一眼に迫る機能でありながら、
コンパクトさに惹かれる人だと思います。

「おいおい、だって、ミラーレスはレンズ交換できるんだよ?」
と言いますが、PowerShot G1 X Mark IIと同等の機能をもつ
レンズはミラーレスにはありませ。。

ミラーレスカメラのどの交換レンズよりも、
機能としては優秀な機能を持っているのがこの
PowerShot G1 X Mark IIのレンズなのです。

優れている点は、
1,F2始まりのズーム
2,最短5cmのマクロ

です。これと同等の機能をミラーレスで実現しようとするとなると、
三本の交換レンズを持たなければならなくなり、
大きく携帯性を損なうことになります。

●まとめ どういう人におすすめなのか?

デジタル一眼カメラをある程度使いこなしている人
にとっては、このカメラが、いかにすごいか、そして
以下にありがたいカメラかを、よくわかってもらえる
とおもいますし、また、機能を十分に使いこなせると
思います。

また、カメラのことを勉強したいと思っている人にも
優れた教材になると思います。

初心者、カメラにあまりくわしくない人、
手軽にきれいに撮りたいと思っている人は、
このカメラを手にすると、このカメラの
使いにくさばかりが目についてしまうかもしれません。

ある程度カメラの知識のある人、これからカメラの
勉強をしたい人には、最適なカメラです。

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