世界で一番の大金持ちと言われる、ビル・ゲイツ。億万長者ですから、どんな高級な腕時計をしているのか?ロレックス?フランクミューラー?と思ったら、なんとカシオの時計でした。しかも、、通常のラインナップではなく、量販向けの安い、チープなカシオ、通称チプカシのMRW-200Hだったのです。
高級感はないけれど質実剛健で実直な印象
ビル・ゲイツにあやかって、自分もぜひ着用したい!という人もいるでしょう。
もし、腕時計で自らのステイタスを誇示したいというのであれば、このMRW-200Hは避けたほうが無難です。
ぱっと見ると、使いやすそうなスポーツウォッチの印象ですが、至近距離でみると、高級感はありません。
正直なことを言えば、女性ウケはあまりしないでしょうから、お見合いやデートなどでは着用はあまりおすすめはしません。
しかしながら、この時計は飾り気がなく、嫌味な感じが全く無いので、就職面接や商談などで着用していくと、「実直」な感じを相手に与えることができるでしょう。
実用性は申し分なしでコスパ良し
他人の見た目は上記のとおりですが、では、実際の使い心地はどうでしょうか。
基本スペックですが、防水性能は10気圧防水で、電池寿命は3年です。
日付と曜日を表示させることができて、ベゼルを回転させることができるので、簡易ストップウォッチとしても使うことができます。
これは、3000円の腕時計として考えれば、必要十二分で、かなりコスパがいいと言えます。
特に、こうしたダイバーズウォッチは、回転ベゼルが飾りだったりすることが多いのですが、これは、回転させることができます。 このギミックを楽しめるのは、なかなかポイント高いと思います。
10気圧防水というのは、水深だと100メートルの水圧に耐えることができるというものですので、日常生活はもちろん、着用したままちょっとした水遊びも問題ありません。
さすが億万長者のビル・ゲイツはお目が高いと言えます。
日常使いするに当たって惜しい点は2つ
個人的に、この時計で惜しい点は2つあります。
1つはライト点灯なし、もう一つは日付修正が必要になるという点です。
ライト点灯機能は欲しかったところですが、しかしながら、この時計は見ての通り、黒のボディーに、白い文字盤と針で、視野性が非常に優れているので、かなり暗いところでも、明かり無しで時間確認をすることはできます。
もう一つの惜しい点である、日付修正ですが、日付は31日式なので、2月、4月、6月、9月、11月のように、31日に満たない月は、手動で日付の修正をしなければなりません。
ただ、ロレックスなどの高級時計でも、ライト点灯機能がなかったり、日付修正が必要だったりするので、「とはいっても、ビル・ゲイツと同じ時計だから」と思えば、こうした弱点は気にならないでしょう。
日本正規品と海外モデルの型番違いに注意
ビル・ゲイツが実際にしているものは、海外モデルであり、日本で正規販売しているものではありません。
といっても日本で販売しているものが偽物というわけではなく、機能はまったく同じですが、二箇所デザインが異なります。
1つは、12時の上の部分の色が、白か赤かの違いで、もう一つは、文字盤が數字か棒かです。
ビル・ゲイツが使用していたモデルは、海外モデルなので、日本で市販されていません。
よって、徹底的にこだわりたい方は、海外モデルを販売している通信販売を利用しましょう。
日本モデルで構わないのであれば、近所のホームセンターに行けば購入することができます。
ビル・ゲイツが着用していた時計の型番:MRW-200H-1B2V
日本で正規流通しているモデルの型番:MRW-200HJ-1BJH
まとめ
3000円という価格ながら、非常に実用性が高い時計でいて、さらに億万長者であるビル・ゲイツが着用しているとなれば、1つ持っておいても損はないのではないでしょうか。
あるいは、ちょっとしたプレゼントとしても、「ビル・ゲイツと同じ時計です」と言えば、絶対に喜ばれること間違いなしです。