ローチェアの魅力はそのまま寝れるしあぐらもかけるポジション
ローチェアに座る人の誰もが口にすることが、「あまりの気持ちよさに、座ったまま眠ってしまった」というセリフです。なぜ座ったまま眠ってしまうのでしょうか?
ローチェアとはその名の通り、座面が通常より低い椅子のことを言いますが、初めてローチェアに座ると足の置き場に戸惑うことでしょう。そして結局は足を投げ出すか、あぐらをかくかしなければなりません。
しかし、それが思いもかけないリラックスしたポジションにつながるのです。
軽量で持ち運びが容易なポータブルタイプがおすすめ
座る場所はがっちりしていて安定感がなければ、リラックスできないに違いないと思っている人でも、ポータブルタイプの椅子の便利さを知ってしまうと、逆にポータブルタイプの居心地の良さのとりこになってしまうことでしょう。
というのも、椅子に座るといっても色々な場面があると思います。食事をするとき、景色を眺めたいとき、ぼーっとしたいとき、テレビを見たいとき、スマホやタブレットをチェックしたいとき。
そしてそれぞれの場面で、どこの場所に座りたいか、その座る理想の場所も、変わってきます。
そんな時、椅子の場所を気軽に変えることができるポータブルタイプの椅子だと、その時のやりたいこと、その時の気分によって、簡単に移動することができるので、その快適さは倍増します。
それが、インドアのリビングだけでなく、アウトドアにも同じ椅子が簡単に持ち出せるとなれば、どれほど気持ちいいことでしょう。
ペットボトルより軽い!ヘリノックスのビーチチェア
ローチェアの一番のお勧めは、ヘリノックスのビーチチェアです。
このチェアの最大のポイントは、とにかく軽いところです。本体の重量はわずか1.34kg。つまり、1.5リットルのペットボトルよりも軽いことになります。
これは、今あるすべてのローチェアの中で、一番の軽さです。
軽いことで理想の場所に移動が簡単
軽いことによって、持ち運び、移動が非常に楽なので、自分が座りたい場所にすぐに移動することができます。
例えばキャンプでは、ご飯を食べた後に、焚火の前に移動したい場合も、すぐに持ち運べますし、また景色のいい眺めの所にもっていきたいときも、移動が苦になりません。
キャンプほど移動する必要性がないと思われる、インドア、リビングにおいても、意外とこの移動するのが楽という、メリットは非常に役立ちます。
たとえば、テレビを見たいときに、テレビがよく見える位置にすぐに向きを変えることができますし、スマホやタブレットを操作したいときに、操作しやすい場所に移動できます。
寒いとき、暑いときは、エアコンの送風口の近くに移動できますし、外が見える窓に移動したい、あるいはベランダなんかでリラックスしたいなんてときでも、移動がらくらくです。
軽いのに座り心地はまるでハンモックに寝ているような感覚
でも、いくら軽い、移動が楽だとはいえ、座り心地が悪かったら意味がありませんよね。
ご心配ありません。ヘリノックスのビーチチェアに限ったことではありませんが、ヘリノックスはほかにも数種類の軽量チェアをラインナップしていますが、すべてに共通するのが、その座り心地の素晴らしさです。
その座り心地がどのようなものなのか、言葉で表現するならば、「まるでハンモックにスポット納まったかの様なマッタリ感」です。
もちろん、ローチェアなので、足を投げ出しても、床に近い位置なので、膝から下がガクッとしたに折れ曲がることがなく、気持ちよく足を投げ出すことができるのです。
もちろん背もたれも、十分に長いので、頭をもたげることができて、リラックスできること間違いありません。
キャンプではもちろん、家にも一つ置いておきたい、ローチェアの最高傑作です。
ただ一つ気になるのが、お値段がそれなりにするという点です。しかしながら、家でも使えてアウトドアにも気軽に持ち出せるとなれば、その価値はお値段以上なのではないでしょうか。
ちょっと大きくて重くなっても構わないのならONWAYエツチングチエア
ヘリノックスのビーチチェアに比べると、サイズが大きくなるうえに、少し重くなってしまうものの、値段は半分くらいのオンウェーのエッチングチェア。
ヘリノックスと大きく違う点は、ひじ掛けもあるというところでしょうか。色もブラックで、非常にかっこいいです。
ただ、背もたれが少し短いので、頭は背もたれからあふれてしまいます。それでも気持ちよく寝れるのですが、どうしても頭をもたげたいというのであれば、違うものを選びましょう。
ビーチでがっちり使うならWE JOYローチェア
すこし大きく、重くなっても、頭を背もたれにもたげたいというのであれば、WEJOYのローチェアがお勧めです。値段もオンウェイのものとあまり変わらず、背もたれも十分に長いので、頭をゆったりもたげることができます。
その代わり、たたんだ時の大きさ、重さは少々増えてしまいます。
結局一つのポジションしか使えないドッペルギャンガーのローチェア
ポータブルタイプのローチェアを検討していると誰もが思わず候補に入れてしまうであろう、ドッペルギャンガーのローチェア。というのも、これはポータブルタイプでありながら、四つのポジションに調節可能というギミックがあるので、きっと自分のその時の気分に応じて、最適なポジションに調節することができるのでは?と想像してしまうことでしょう。
しかしながら、もしローチェアとしての使用を考えているのであれば、上記のLOWのポジション以外は使うことがないのです。例えばHIGHやRELAXのポジションの場合、膝から下の足がブラブラしてしまうため、リラックスするには、オットマンやテーブルのような、足を置いておくものが必要になりますし、MIDDLEのポジションの場合、若干椅子のポジションが前のめりになっているために、やはりリラックスできないのです。
ただ、やはりこうしたギミックは気になりますね。質感もしっかりしているので、こうしたポジションが変更できる点に、なにかメリットを感じる人は購入候補になるでしょうか。